コンテンツいわゆるサービスや商品というものは、ビジネスをする上で極めて重要です。
コンテンツが魅力的なものでないと市場には響かずお客様から必要とされません。
では、コンテンツを魅力的なものにするにはどうすればよいのでしょうか?
コンテンツを魅力的なものにする方法というものがいくつかあります。
1回では書ききれないので、複数回に分けて説明していきますので、
興味のある方は最後まで見て頂ければと思います。
コンテンツを魅力的なものにする方法として大きくまとめて言われるのが「差別化」です。
ビジネスをされている皆さんは、タコができるくらいよく耳にする言葉だと思います。
その差別化を行う方法としては、3ステップが重要です。
1、市場分析
2、戦略的ポジショニング
3、コンテンツ構築
さらに細分化していくと、4P分析やPEST分析、PPM、SWOT等、いくつかの分析手法があったり、
ペルソナ設定、ターゲティング、価格設定、メニュー構築、LTV戦略などのポジションやコンテンツの構築手法があります。
ここではポイントをお伝えしますが、
差別化をする上でまず大切なのは市場分析です。
世の中のニーズや動向、必要とされている物、お客様のお困り事をチェックします。
市場や競合をしっかりと分析した上で、自分の戦う場所や相手を選んでいきます。
自分の戦う場所が決まれば、どのように戦うかですが、まずはここで大切なのが2つ目の戦略的ポジショニングです。
このポジションが非常に大切です。
ただの位置という意味ではなく、「戦う上での装備」だと考えてください。
戦う相手や場所が決まった訳ですが、装備が優れていないと勝つのは難しいです。
相手がライフル銃を持っているのに、こちらが果物ナイフでは太刀打ちできません。
また相手がライフル銃を持った50人の部隊であっても、こちらがガトリングガンを持っていると一人でも勝つことが可能です。
このように、戦略的ポジショニングというのは、非常に大切な「戦う上での装備」なのです。
具体的にどのようなものかと言うと、
競合よりも優れた差別化を図って、お客様から選んで頂くポジションを築くことです。
例えば塾で言うと、競合大手A塾が「希望校合格率94%の指導力を誇る個別指導塾」と打ち出しているとします。
そこでB塾は優れた差別化を図るために「YAG中学受験合格専門塾!YAG中学に特化した受験・面接・作文対策の指導で合格率94%の実績」と打ち出しました。
塾の規模としては、B塾よりもA塾の方が生徒数も教室数も多くても、YAG中学にどうしても合格したい人はB塾を選ぶでしょう。
こういった勝つために必要な装備を揃えてポジションを築くことが大切なのです。
これが戦略的ポジショニングです。
そして差別化で大切なステップの3つ目のコンテンツの構築ですが、
自分の戦う場所、相手、戦う上での装備が決まったとしたら、後は中身です。自分の能力・中身を高めましょう。
中身とはサービス内容や価格です。
塾で言うとカリキュラム、エステサロンで言うとメニュー、経費削減会社で言うと、経費削減ツール数や効果になります。
せっかく勝てそうな状況が揃っても、自分の中身が余りにも弱いと負けてしまうかもしれません。
逆もしかりで、中身のコンテンツがものすごく良い物でも、戦う状況が悪いと負けてしまうかもしれません。
職人や技術者の方に多い勘違いですが、良いコンテンツがあれば売れるというのは間違いです。
良いコンテンツ、良い市場性、良いポジショニングがあってこそサービス・商品が売れるのです。
このように、今回お伝えしたことは、どれか一つを完成させるのではなく、全て完成させることで意味を成すものです。
なので、ビジネスをする上では、今回お伝えしたコンテンツの仕組み構築もしっかりと作ってみてください!
それでは失礼します。
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