ただ用意しているだけでは誰も集まらない
日々、様々なスクール・教室・塾の運営者の方とお話している中で、私はよくこのような質問をします。
「生徒集客を行う上で、どのような媒体を使って、どのような方法で集客を行っていますか?」
この質問に対して、多くの運営者の答えが、
「HPは作ってます。」
「FacebookとInstagramのビジネスアカウントは持っています。」
「WEB広告を広告代理店にお願いして流してもらっています。」
「アメブロでブログを書いています。」
・・・・
こう答えてくれます。
なので、私は続けてこう質問します。
「HPにはどのような導線を用意して流入させていますか?」
「FacebookやInstagramは、どういう手法で使って、導線はどこに、どのように繋げられていますか?」
「広告運用の広告予算はいくらで、CPA、CPCはどのような数値ですか?」
「なぜ、あえてアメブロでブログを書かれているのですか?」
・・・・
これらの質問には、なかなかしっかりと答えてくれる方は少ないです。
これは、きちんと戦略を立てて生徒集客を行っているのではなく、
「何となく」生徒集客を行っているからなんですね。
生徒集客の活動を行っている気になっているに過ぎないのです。
HP、一応作っておくか・・・
SNS、良いって聞くし、一応アカウントを作るか・・・
WEB広告、よく分からないけど、ポスティングとかより良さそうだし・・・
アメブロ、無料で簡単だし・・・
ダメです。
このような浅はかな媒体の運用で、競合との熾烈な争いを勝ち抜く事はできません。
やるのであれば徹底的にしなければ、お金も時間も無駄です。
物理的な努力をしなければ、今のままから抜け出せない
たまに、楽して売上を伸ばそうとされる方がいます。
楽して生徒をたくさん集めようとします。
そんな事はありえません!
新規生徒を集めるのに、楽して集められる方法はありません。
WEB広告を使っても、導線がしっかりと込まれていないと、問合せが0のまま、お金だけが消化されていきます。
成功マインドを学んだり、スピリチュアルを取り入れても、何も改善しません。
現状を変えるのは、
具体的な物理的施策を打った場合のみです。
物理的施策を打たずに、改善はありえません!!
物理的施策を打つ為のやり方を以下でお伝えします。
理想を形にする
生徒集客の効果を上げる上では、物理的施策が大切です。
というより必須です。
以下の順序で、物理的施策を講じて下さい。
1、理想とする生徒集客導線の導線図を描いて見える化する。
2、実現する為に、媒体毎の機能を知り、併せて適したツールを選んでいく。
3、バナー・リンク機能などを具体的に設定して導線を繋げる。
まず、「導線を見える化」させる事が非常に重要です。
頭の中で、こうしたいという具体的な図を描けずには、そもそも何を作っていけば良いのかが見えません。
まずは、紙と鉛筆でも良いので、図を描きましょう。
続いて行うのは、理想を現実化する作業です。
導線図に適した媒体やツールを選んでいきます。
ここでつまずく人が多いのですが、これは「知らない」という事が大きいです。
「機能を知らない」等です。
なので、機能をまず知る事から始めましょう。ネットで検索すれば、今の時代たくさん記事が出てきます。
Instagramってそもそもどのような機能があるのか?
LINE公式ってどのような機能があるのか?
メルマガスタンドってどのような機能があるのか?
YouTubeってどのような機能があるのか?
機能を知る事で、「導線のこの部分には、この媒体を活用しよう」「導線のこの部分を補足するのに、このツールを導入しよう」と具体的な行動に繋がります。
知らなければ、「どうしよう?分からない、どうしよう?」で止まってしまいます。
知る!調べる!まずは、「知る」ことから始めましょう。
最後に行うのは、繋げる作業です。
これは媒体やツールを導線として繋げていきます。
主にバナーで繋げたり、リンク機能で繋げるといったものになります。
今の時代、SNS等、色んな媒体が出てきたため、
見込み生徒側も、1つの媒体を見て体験に行くかどうかを決めるというのではなく、
色んな媒体を行ったり来たりしながら、他社とも比較しながら、決めていきます。
なので、導線を増やして、手軽に行き来できるような状態にして、使い易さを向上させておくのも、
見込み生徒の離脱率を下げて満足度を高める方法となります。
以上、これらを行っていく事で、媒体・導線の作り込みを行う事ができます。
あなたが、今、媒体・導線も作り込みを行えていないというのは、
「知らないだけ」
ではないでしょうか?
ぜひ、この機会に、まずは調べて知る、そして上記に書いたような具体的な行動をして導線に落とし込んでいく、このような所にチャレンジしてみてください。
よろしくお願い致します!
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